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インド国家災害対応部隊(NDRF)と日印研究・ラボが女川について慶應義塾大学SFCにて交流

2023/02/08

2011 年に起きた東日本大震災において、インド政府国家災害対応部隊 (National Disaster Relief Force: NDRF)の女川ミッション派遣にあたったスジャータ・サウニック現マハラシュトラ州政府総務部副長官と、当時NDRF司令官を務めたアロク・アワスティ氏が、2023年2月、女川町と慶應義塾大学SFCを訪問しました。

ショウ ラジブ 教授、國枝美佳助教と慶應義塾大学 SFC の学生は、2011 年の東日本大震災・津波後のインド国家災害対応部隊の最初の海外ミッションから教訓を学ぶための教育交流の一環として、お二方を迎えました。

アワスティ氏率いる 46 人の隊員による NDRF の最初の国際ミッションでは、サウニック氏が担当官となり、災害から 2 週間以上が経過してはいましたが、がれきの中から 7 人の遺体を救出することができました。また、 貴重品のほか、5000万円相当の現金を回収し、地元行政に引き渡しました。 NDRF の努力は、地方自治体、メディア、一般大衆から高く評価されました。

日印研究・ラボの女川に関する報告書二点は、以下のリンクからダウンロードできます。

Social, Economic, and Environment, “SEE” Perspectives of Onagawa (2022)

https://indiajapanlab.org/wpIJ/wp-content/uploads/2022/04/Onagawa-SEE.pdf

Onagawa: Voices of the Great East Japan Earthquake and Tsunami in Onagawa and Message of Friendship to India (2021)

https://indiajapanlab.org/wpIJ/wp-content/uploads/2021/11/Onagawa.pdf

インド国家災害対応部隊(NDRF)関係者二名が日印研究・ラボを訪問

左からショウ教授、サウニク氏(インド行政職)、國枝助教、アワスティ氏(NDRF)

女川ミッションについての授業の様子

The NDRF Team in 2011  (Source: http://www.ndrf-onagawa311.info/ndrf/jp)