本研究所は、さまざまなトピックに関する最先端の二国間 / 多国間研究を実施し、高等教育のコラボレーションとパートナーシップを高め、知的資本の交換を促進することを目的としています。本研究所では、インドと日本に関連する問題、及びそれを超えた問題に集合的に取り組み、分析し、学習し、育成し、次の3つの主要な柱の下でグローバルコミュニティとの関連性を高めます。
India Japan Laboratory
Structure
環境、開発、経済、防災、気候変動適応
テクノロジーと新興技術(データサイエンス、AI、IOTなど)
文化、ヨガ、歴史、芸術、音楽、映画、宗教、言語
私たちのミッション
日印研究・ラボ(IJL)は、学際的かつ複数のステークホルダー(民間セクター、非政府組織、市民)の教育、アクションリサーチ、およびインドと日本に関連する諸問題に関する政策提言プログラムに学生と教員が取り組んでいます。 IJLは、インドとの共同学習を通じて、政府、民間セクター、市民グループ、その他の関連するステークホルダーと革新的なソリューションを共同設計することを目指しています。慶應義塾大学の学生だけでなく、インドや世界のさまざまな大学や研究機関の学生にユニークな学習の機会を提供します。
主な目標
慶應義塾大学の湘南藤沢キャンパス(SFC)には、教育と研究の学際的な性質があり、IJLの目標は次の通りです。
- SFCにおけるインド研究コースの実施
- 大学、民間セクター、新興企業でのインターンシップの機会を含む、インドとの教員および学生の交換プログラムの促進、関与、支援
- インドと日本の公人を関与させた講演やセミナーの実施
- インド、日本、そして世界の知見と専門知識の共有
- アクションベースの学習を通じた知識と実践のコミュニティ開発
日印研究・ラボ メンバー
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ショウ ラジブ教授
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大木 聖子助教授
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川根 友上席研究員
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ラニット・チャテルジー上席研究員
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高根 佐知子特任研究員
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村井 純教授
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田中 浩也教授
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安宅 和人教授
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バンミーター ロドニー教授
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武田 圭史教授
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鈴木 茂哉プロジェクト教授
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武鑓 行雄上席研究員
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片岡 広太郎IIT ハイデラバード
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神保 謙教授
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安藤(内田) 優香上席研究員
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サベジ パトリック助教授
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加藤 亜希子講師
アドバイザー
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アフターブ セット元駐日インド大使 慶應義塾大学教授
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大橋 一陽全日本ヨガ連盟代表理事
日印研究・ラボ コンソーシアムメンバー
背景
最大の民主主義と新興経済国であるインドには、13億人の人々が住んでいます。インドは、その長い歴史、民族、文化、宗教、食べ物、気候などの多様性を特徴としています。インドは紀元前3300年にインダス文明の中心地でしたが、今日、インドは貧困、食糧、水の安全保障、衛生問題などの深刻な開発問題に直面しています。その一方で、インドは過去10年間で最も高い経済成長率を示しており、今後数十年で開発のホットスポットになる可能性が非常に高いです。
過去10年間で、日本とインドの関係はかつてないほど急速に進んでいます。日印戦略的パートナーシップ、高速鉄道、原子力協力、日印経済関係の発展、インドにおける日本語教育協力覚書等の重要な発展は、日印二国間関係が新しい時代に入ったことを意味します。
日印関係の視野をさらに広げるためには、人的資源、特に両国の若い世代の相互作用を最大化することが不可欠です。第98代内閣総理大臣である安倍晋三は、「日印関係は地域秩序を支える国際公共財である」と強調している。それを達成するために、技術、商業、開発、人文科学、法に関連する一流の教育機関における若者と若い専門家の実質的な能力開発は必要不可欠です。
今後、インドと日本の最高の教育機関は、「平和のために協力する日本とインドのビジョン2025特別戦略的かつグローバルなパートナーシップ」を実行するために国際レベルで従事する専門家と人材の世代を創出するために共同で前進する必要があります。
団体概要
- 名称
- India Japan Laboratory 日印研究・ラボ
- 住所
- 慶應大学湘南藤沢キャンパス (SFC)
〒252-0882 神奈川県藤沢市遠藤5322 - 電話番号
- +81-466- 49-3641
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