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デリーで日印の若手人材交流について協議

2023/11/30

日印研究ラボ代表のショウ ラジブ慶應義塾大学教授と上席研究所員の安藤優香同大学非常勤講師は、2023年11月29日から30日の日程でインドのデリーを訪問し、鈴木浩駐インド日本大使、スジャン・チノイthe Manohar Parrikar Institute for Defence Studies and Analyses (MP-IDSA)理事長(元駐日インド大使)、ジャワハルラール・ネルー大学(JNU)のサンティシュリ・ドゥリプディ・パンディット学長とそれぞれ会談を行いました。

各会談では、慶應義塾大学SFC日印研究ラボが進めているインド各地の大学との連携や協力案件について説明がなされると共に、両国間の大学留学の促進に向けた取り組みの必要性とその課題等についての有益な協議が行われました。とくに日本へのインド人留学の促進のためには、全ての履修科目を英語で行い卒業できる慶應義塾大学のGIGAプログラムとPEARLプログラムのようなプログラムの拡充や広報努力等が求められるという見方が提示されました。また、留学生に対する食や住環境への配慮も大事であるとの指摘もなされました。教育者間の交流は、相手国の事情等への理解に肝要であり、ひいてはそれぞれの大学生の留学の促進にもつながるとの点も共有されました。

今回の会談をフォローアップしていき、日印の若手人材交流のすそ野を広げていく努力を積み重ねていくことが各会談で確認されました。