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インドの新しい禅庭園と改善(Kaizen)アカデミー-モディ首相の就任演説から-

2021/07/09

2021年6月27日、インドの首相であるシュリナレンドラモディは、ビデオ会議を通じてアーメダバードのAMAに禅庭園と改善アカデミーを開設しました。日印関係の近代化への献身に向けて、首相は兵庫県の指導者に感謝し、またインドのグジャラートの日印友好協会の努力を称賛しました。

モディ首相の就任演説の主なハイライトは以下のとおりです。
1.日本の「禅」はインドの「ディヤン」に似ており、内なる平和と外的な進歩と成長もまた、2つの文化の特徴です。したがって新しく開設された禅庭園は、すべてのインド人に平和、落ち着き、そしてシンプルさの日本の体験を提供します。
2.「改善」だけでなく「継続的改善」を強調する日本の「改善(Kaizen)」の概念から十分な教訓を得て、中央政府の多くの部門、機関、制度は長い間このイデオロギーを採用してきました。これにより、プロセスの簡素化、オフィススペースの最適化が実現し、政府にプラスの影響がもたらされました。
3.首相はまた、長年にわたる「活気のあるグジャラートサミット」への日本の熱心な参加について話しました。自動車、銀行、建設、製薬に至るまで135以上の企業がグジャラート(インド)を拠点にしていますが、インド政府はグジャラートにミニジャパンを設立するというビジョンに取り組んでいます。
4.興味深いことに、首相が非公式の議論で日本人がゴルフを愛していることに気づいたとき、グジャラート州のゴルフ施設を改善するために尽力しました。同様に、グジャラートには日本食レストランや日本語が普及しています。首相はまた、日本の学校制度に基づいてグジャラート州の学校モデルを作成したいという希望を表明しました。
5.何世紀にもわたるインドと日本の文化的関係と将来の共通のビジョンを十分に考慮して、首相官邸でジャパンプラスの形で特別な取り決めがなされました。
6.COVID-19パンデミックを背景に、日印交友は世界の安定と繁栄にとって重要になっています。モディ首相はまた、インドにおけるKaizen(改善)と日本の労働文化のさらなる普及、インドと日本の間のビジネス交流に、より焦点を当てるよう求めました。